「2013年の住宅・土地統計調査によると、全国の住宅に占める空き家の割合は13・5%となり、過去最高を更新した。」との事です。
深刻化する空き家の問題については、「立地を含めたサーベイ(調査)をちゃんとして、需要があるということであればどうつなげていくかをしっかり考えていく必要がある」とし、空き家の立地や需要を見定めた上で空き家問題を考えることが重要である。との記載です。
ただし、上記意見では首都圏の空き家なのか、郊外の空き家なのか、過疎地の空き家なのかで、考え方がだいぶ違ってくると思われます。
また、「空き家対策法が成立し、5月末までに完全施行する見通しとなったことに伴い、法で定められた空き家(特定空家等)の除却を促進するために、6分の1に軽減している土地の固定資産税の特例を解除して空き家の税負担を重くする。」との事です。
相談事項でも、「空き家が有るのだがどうしたら良いでしょうか?」という、相続なのか運用なのか、色々な方向から検討しなければいけない状態の方が非常に多いです。固定資産税の特例措置が無くなると、空き家に対しての動きが加速されてくるのでしょうね。