首都圏で家を建てようとすると、よく目にする光景です。
近隣ともめている場合もよくあるようなので転載します。

《東京都杉並区は自宅の敷地の一部を提供して広げた道路に、住民が置いた花壇などの私物を区が撤去できる条例を作る。個人の財産権を侵害するとの指摘もあったが、区の有識者審議会が5日、「制限は可能」との答申をまとめた。区は2015年度中の条例制定を目指す。道路拡幅のため財産権の一部を制限する条例は全国初になるという。
対象は消防車などが通りにくい幅4メートル未満の「狭あい道路」を拡幅した道。区内の住宅地に多く、建て替えや増改築の際に、所有者の協力を得て建物や塀を後退させ道路を広げている。ただ、区は土地を買い取らず私有地のままのため、自転車や花壇などを置く例が少なくない。》

2015/11/5 日本経済新聞 電子版

この条例が制定されれば、東京23区内はもちろん、
首都圏の繁華街を抱えるようなエリアで、この条例が制定されるようになると思います。
その際には、行政の方で、セットバックした分は舗装するとか、

管理するとか、きちんと考えて欲しいですね。
施主にいつまでも押し付けていると、条例を制定しても、
効果は限定的になるんじゃないでしょうか。