国の方針でもある、住宅のゼロエネルギー化へ向けて、各ハウスメーカーの方針が出ておりますので掲載します。

住宅大手各社は、2020年までに新築戸建住宅供給の半数以上をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とする政府目標をクリアするために16年に入って取り組みを本格化させている。積水ハウスは20年までにZEHを80%とする住宅業界の中でも高い目標を掲げている。昨年末に経済産業省が定義したZEH基準は、従来より高い断熱性、省エネ性能が求められており「ハードルは結構高い」とその達成が容易ではないことを認める。大和ハウス工業は、数値目標は示していないものの、ZEHについて政府目標を達成する意向を示している。積水化学工業はZEHで要求される断熱性が厳しい北海道でもZEH対応できる商品を16年度中に発売する計画で、17年度までに全国でZEHの標準対応を目指す。1月に三菱地所ホーム、3月に三井ホームがZEH対応の新商品を発表するなど、今年に入りハウスメーカーのZEH基準への対応の動きが目立つ。

投稿日:2016年03月31日 住宅産業新聞社

やはり、大手ハウスメーカーが先陣を切って標準化してもらわないと、進まない政策とは思っておりました。

表記以外の大手ハウスメーカーも、標準化へ向けての動きが聞こえてきておりますので、日本の住宅のゼロエネルギー、長寿命化が確立されれば良いなと感じております。

ランニングコストが低く、長寿命の住宅であれば、今の日本のように20年から30年で価値が無くなってしまうということが無くなり、中古住宅の流通も活発になると思われます。