住宅ローンの、低金利化における記事がありましたので、掲載いたします。

大手銀行6行への住宅ローンの借り換えの申込件数が3月に計約2万3600件となり、前年同月の3・6倍に増えたことがわかった。日本銀行がマイナス金利政策を導入した2月は同1・8倍だったが、ローン金利が過去最低水準に下がり、申し込みが急増した。
三菱東京UFJ、三井住友、みずほ、りそな、三井住友信託、新生の各行の3月の申込件数を朝日新聞が集計した。3月契約分の当初10年固定の最優遇金利が年0・5%と特に低かった三井住友信託は同6倍、年0・8%だった三井住友も同4・7倍になった。
一方、新規の借り入れの申込件数は計約4万1700件と同2割増で、前年より減った銀行も複数あった。ある大手行は「住宅価格が高すぎて、新規を伸ばすのは楽ではない」と話す。

2016年4月5日 朝日新聞デジタル

やはり、1%を割り込むような金利設定だと、5年以上前に借り入れをした方は、借り換えを検討される方が多いのでしょうね。
0.1%違ってくれば、借入年数にもよりますが、返済総額はだいぶ変わってきます。
金利の変化をチェックしながら、行動に移せる方が増えてきている事が、一つの要因になっていると思われます。
私の相談主様も、フラット35Sの低金利を利用したいのだが、という要望をご自分から言われる方が、最近では多く見うけられました。
借入しないで建てたいと言われていた相談主様でさえ、ローン控除があるから、借りなければ損だよねという事で、借入をされた方もいらっしゃるくらいです。
建設資材の高騰、職人不足による人件費のアップや、ゼロエネルギー対応による、住宅価格の値上げが始まっている今、一番手間がかからず、損をしないような情報を掴んでいかなければいけませんね。