耐震器具に関しての記事がありましたので掲載します。

2015年03月12日 The Yomiuri Shimbun 掲載
「東京都は10日、地震の際に家具の転倒を防止する器具について、市販されている7社7商品を調査した結果、すべての商品が震度6強の揺れに耐えられなかったと発表した。

2種類の器具を家具の上下に取り付けることで転倒防止効果が高まることもわかり、都では「器具を組み合わせるなどの工夫を」と呼びかけている。都が調査したのは、家具の底に敷くゲル状の「粘着マット」3商品、家具の底部に差し込むくさび状の「ストッパー」2商品、天井と家具の隙間にはめる棒状の「ポール式」2商品。タンスや食器棚に取り付けて実験した結果、いずれの商品も震度6強で転倒。
震度6弱で転倒した商品もあった。
ただ、家具の上下に、2種類の器具を組み合わせて固定したところ、震度6強でも転倒しなかった。今回調査した商品には「震度7対応」といった表示をしたものもあり、都はメーカー側に改善を求めた。」

制振ゴムの件もそうですが、なかなか信用するのが難しくなってきてますね。

但し、今回の調査では2種類の器具を使用することで、安全性が高くなることが実証されておりますので、現在1種類のみの使用箇所は、安全性点検の上、必要な補助を考えたほうが良さそうですね。転ばぬ先の杖です。早急にご点検ください。