1年前にも、2015年分を掲載しましたが、2016年のオリコンハウスメーカー顧客満足度ランキングが発表されましたので、掲載いたします。

2016年オリコン顧客満足度ランキング
『ハウスメーカー(注文住宅)』〈総合〉
カッコ内は満足度(点)
1位 スウェーデンハウス(78.36)
2位 旭化成ホームズ(76.71)
3位 住友林業(76.14)
4位 積水ハウス(75.50)
5位 トヨタホーム(75.19)
6位 三井ホーム(75.16)
7位 日本ハウスホールデングス(74.44)
8位 ダイワハウス(74.28)
9位 パナホーム(74.21)
10位 一条工務店(73.93)

前年と同じで、施工単価が高めな会社が、ランクの上位を占めているところは変化がありません。高い値段で建てて、満足度が低いわけにはいかないという、購入者心理も若干は働いているのかなと感じております。

逆の項目、コストの妥当性では
コストの妥当性
1位 レオハウス(79.30)
2位 クレバリーホーム(77.23)
3位 桧家住宅(76.45)
4位 アキュラホーム(65.08)
5位 アイフルホーム(73.01)

【調査概要】
◎調査期間 2015年10月23日から11月5日
◎回答者数 8,872サンプル
◎調査対象者 性別:男女▽年齢:25歳以上▽地 域:全国▽条件:過去11年以内に新築した注文戸建住宅に在住であり、かつハウスメーカー/工務店(個人経営除く)の選定に関与した人

という結果になっており、比較的廉価を売りにしているハウスメーカーが、上位を占めています。
妥当なコストだとは思うが、満足度が低くなる、という傾向があるようです。

上記項目を勘案して考えると、単価が高めなメーカーは、打合せに関わる人数や内容、サービス項目なども多く、住宅のスペックも高めで満足度を上げようとする。
単価が低めなメーカーは、ともかく削れるところは削り、価格でメリットを出していこうと考える。
私どもは、そういう傾向を考慮の上、相談者にとって、コストパフォーマンスが一番高いメーカーをチョイスしてあげることが、一番重要なことと認識して、調査をしていこうと思っております。